宮内歯科医院ブログ 院長の独り言

院長プロフィール

院長 宮内昭穂

院長 宮内昭穂

1954年 宮城県生まれ
1972年 仙台二高卒業
1980年 東京医科歯科大学卒業
1983年 宮内歯科医院開業

「私たちの仕事の目的は患者さんに喜んでもらうこと。
治療は手段」をモットーに痛くない歯の治療と、信頼関係を何よりも大切にしています。

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まなざし

まなざし今でも世界のあちこちで戦争やテロが起き、多くの人々や子供たちが犠牲になっています。一見平和そうに見える日本でも、いじめ、殺人、通り魔事件、そして、年間3万人以上(未遂は30万人)の人が自ら命を絶っています。

医療人の前に、一人の人間として心が痛みます。 競争社会の中で、裁かれ、責められ、自分を守るために鎧を身に着け、自分を守ることに精一杯で、周りの優しさにも気が付けず、ましてや、他の人に優しくすることなど出来ないでいるのだと思います。

 

イソップ物語に、旅人のコートを脱がせる競争をする"北風と太陽"の話がありますが、武器を捨て、鎧を脱がせられるのは、北風ではなく、太陽です。太陽のような温かさと優しい"まなざし"が増えたら、私たちの"いのち"は身を守るために身に着けた鎧を脱ぎ、本来の姿を取り戻し、生き生きと輝きだすと信じています。 "嘘つきは泥棒の始まり"と言われますが、素直な子供がどうして嘘をつくようになるのでしょうか。

 

多くは怒られるから、怒られないように嘘をつくのだと思います。「行動は環境の産物」という言葉があります。怒られなければ嘘をつく必要はないのです。歯医者が怖いのにも、過去に痛い思いをしたという理由があります。

児童虐待するお母さんの多くは、自分も虐待を受けていたり、十分な親の愛情を受けられなかったそうです。  

 

人を傷つけたり、悪口を言ったり、悪いことをしてしまったら、良心があるかぎり、誰でも悪かったと思い、後悔したり、自分を責めたりしています。確かに、素直に自分の非を認めない人、謝らない人もいますが、行動に表れなくても、素直になれない理由があるのであり、心の中では、同じように思っているのではないでしょうか。

何事にも理由があります。表面だけで判断するのではなく、その理由や事情を思いやり、赦し、信じて、待つ、温かさと優しいまなざしを持ちたいと思っています。

そして、世間の、一人ひとりのまなざしが優しいまなざしになってくれたら、悲しい出来事も減り、楽しく、幸せな子育て、人生、社会になると思っています

"まなざしが変われば、子育てが変わる、人生が変わる、社会が変わる"

2015年3月

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