仕事の真の目的は?
「私達の仕事の目的は、患者さんに喜んでもらうこと。治療は手段の一つ。」と、ずーっと言って来ましたが、最近、患者さんに喜んでもらうことも、実は手段で、本当の目的は、別にあることに気付きました。患者さんに喜んでもらうと、頂き物をしたり、患者さんを紹介してもらえたりと、いいことがあります。更に、いいことがあります。それは仕事が楽しくなることです。これが本当の目的かなと思います。患者さんに「ありがとうございました」と言っていただけると、本当に嬉しくなりますし、大変さも忘れられますし、これからも頑張ろうという気持ちになり、働くことが楽しくなります。
これは仕事だけではなく、家庭、人生においても同じかなと思います。子供、妻、夫に喜んでもらいたい、喜んでもらうために何かをしようという気持ちがあるうちは、仲良く、楽しい家庭でいられると思います。そういう気持ちが起きなくなったら・・・。人生においても、「与えたものが受け取るもの」という言葉もありますが、周りの人に喜ばれるように心掛けていけば、いいこともあるし、楽しい人生になるのではと思います。
些細なことでもいい、勇気を出して、人に喜んでもらうことにチャレンジしよう!もっと人生、楽しくなるかも、自分が好きになるかも。
今年の 1 回目の院内研修会で、そんな話をしました。その時のレジメを掲載します。参考になれば嬉しいです。
確定申告、義父の介護で忙しい妻のために、好きな炊事をしているメタボぎみの歯医者の独り言でした。
<院 内 研 修 会> H21.1.13
◎ 幸せとは? 何を幸せと感じるか人により違う。同じことでも人により違う。 どうしたら幸せになれる?
◎ 幸せは外の条件で決まるのではなく、自分の 心 ( 頭でもなく ) が決める。自分は誤魔化せない。自分がどんな人間であるか、つまり、どんなことに喜怒哀楽を感じ、どんな言動をする人間か、見つめてみましょう。勇気を出して、自分 ( の心 ) に素直になりましょう。
「 社会は自分を映す鏡 」・・・ 何かに腹が立ったら、自分はそんなことに
腹を立てる人間だということ
1.なんのために働いている。仕事の目的、そして喜びは?
( ア ) お金
( イ ) レベルアップ(専門的知識・技術、人間として)
( ウ ) 人の役に立つ・喜んでもらうこと
スタッフが何を目的にして働いているかで、会社は違ってくる。
↓
患者さん・同僚に喜んでもらうことに喜びを感じるスタッフであってほしい。
考え方・行動・判断の基準は「患者さん・同僚に喜んでもらうこと」
2.「私たちの仕事の目的は、患者さんに喜んでもらうこと。治療は手段のひとつ。 実は
患者さんに喜んでもらうことも手段。本当の目的は?」
患者さんに喜んでもらうと ・・・頂き物が多くなる。患者さんが増えて給料が上がる。 働くことが楽しくなる。
仕事だけではなく、家庭、人生も同じ。家族に、他人に喜んでもらうように心掛けていけば、人生楽しくなる、幸せになれる。
☆ 欠点、嫌いなところを直すことより、自分のできるボランテイア ( 人に喜んでもらうこと ) を心掛けよう!そうすれば、自然に、次第に直るし、自分が好きになります。
☆ 人に喜んでもらうボランテイアをしよう!「与えるものが受け取るもの」
1.ボランテイア活動(募金活動、清掃活動など)
2.親切 ex.「指1本のボランテイア」=車いすにためにエレベーターのボタンを押す
3.言葉 「ありがとう」「嬉しい」「楽しい」「大好き」
4.笑顔
5.謙虚、感謝、赦す、怒らない、忘れる、受け止める、尊重
6.祈ること